セレンゲティ国立公園の思い出


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1975年の暮に初めてセレンゲティ国立公園の地を踏みました。
全てが夢中のままで、それでもうっすらと覚えているのはセロネラ・
ワイルドライフ・ロッヂの外観とナービ・ヒル・ゲートの様子です。

35人だったかの人数で押し寄せたサファリとは思えない位、ケニア
からの同行ドライバーはいつも先頭で一番乗りでした。あの当時
はまだ、国境もスムースにお互いに通過出来る時代でした。

ナービまでの道は正に洗濯板で、舗装する代わりに道路に敷き
詰められた小さな白い小石が、ボンボン車体に絶え間なくぶつかり、
対向車とすれ違う時には、ドライバーがフロント・ガラスに風圧で
小石が飛び、ひび割れるのを避けるために手をかざします。

それでも道路の両側には次々と草食獣やチーターが現れ、こんなに
動物が沢山いるんだ~と当たり前のように思っていました。

レストランは食事時はいつも人でごった返していて、それなのに、
一人一人に若いあどけないボーイさんが、サーブして行きます。
もっと頂戴と頼めばニコニコして沢山くれますから、どんどん後
の方にサービスされる分量は少なくなります(笑)。味も家庭的、
塩味が効いて、素朴で美味しかったです。

それでも彼らは日本で言う中学校卒業で、一人でこんな遠いところ
に働きに出て来てるのですね。やっぱり寂しかったり、給料が安い
のでしょう。純粋に嫌味でなく、日本からのお土産を欲しがりました。

部屋の窓辺には木登りハイラックスが・・・。でもあの頃はまだ
サバンナ・モンキーはいませんでしたね~。多分多少なりとも生態
が変わったのでしょうね。

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