タンザニア国営経営のロッヂはその後


水回りの点で悪評高かったセレンゲティ国立公園のセロネラ・ワイルド
ライフ・ロッヂは、国営から私立の経営に変更になったその後も、まだ
まだ人気は高いです。しかし1年と経たずあの物哀しい位真っ白だった
タオルは枚数も不足気味で且つ、薄鼠色になりずっとそのまま交換も
されず補給もされず、今だに使用され続けています。

それでもお部屋には500mlのミネラル・ウォーターが宿泊人数によって
その本数が置かれ、どういう訳か端っこのお部屋だけ(全室ではなく)、
ベッド・メーキングが施されています。そしてちょこんとタンザニアの
飴がそのベッドの上に置かれている事もあります。時にメセーッジ・
カードだったりすると、少しはサービスが良くなっているのかな~と
思いますが・・・。

所詮床はうぐいす張りみたいに歩くたんびにきしんだ音、お手洗いの
水道コックはゆがみ、カーテン代わりにバスタブに取り付けられたプラス
ティックの半ドアのみが近代的です。

一番びっくりしたのは、レセプションのフロアーでした。今までは所謂
オープンで仕切りのみで風が涼しく流れていました。今や四方を綺麗に
カットされた高級そうなガラス入りの窓や扉で囲まれた、超厄介でモダン
な代物になっています。
でもそれが折角ですが仇となって、日中は風が通らず暑くて閉口です。

又その脇、以前お土産物店だった並びにはお土産物店の空間は立派に
作られていますが、今だ数年たっても品物が入りません。更にその隣には、
パソコン・ルーム。肝心のpcは見当たらず、机と立派な椅子のみがきちん
と並んでいます。

更にびっくりなのは、その隣りのジムです。こちらは大きな、機械が数台
並んでいて今にも動かせそうですが、ずっと閉鎖したままです。

電気やお湯の出る時間帯を制限している間はもう活用は不可能な事、
実現性が薄い事なのではないでしょうか?

つまり表向きだけはこれで立派に整った訳です。

しかし実際サファリに来る方に必要不可欠なのはお土産物屋さんであって
ジム何かは必要ないのでは?むしろサウナとかだったら嬉しいですが・・・。

写真左:セロネラ・ワイルドライフ・ロッヂのレストランの外観。 両側は
サンルーム式の集会室になっています。
写真右:レストランの内部。きちんとテーブル先が決まって
     以前のように溢れたりしなくなった!

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