サファリ・ロッヂがまだタンザニア国営管理だった頃


(株)道祖神設立(1979年)以来から東部アフリカのサファリを中心に
ツアーを企画、手配、添乗して来ましたが、最初に軌道に乗り当たり
企画でもあったツアーは、ケニア・タンザニア・サファリ15日間で、タン
ザニアはンゴロンゴロ自然保護区1泊、セレンゲティ国立公園3泊、
マニャラ湖1泊、ケニアのマサイ・マラ国立保護区2泊でした。

大体タンザニアでたっぷり動物を見て来ていましたから、マサイ・マラ
では殆ど皆さん居眠り状態でした。ですのでドライバーはヒョウやチーター
等、目を覚まして喜んでくれる動物を探そうとして、無線もない時代
でしたから、気の毒な位必死で頑張ってくれました。

セレンゲティでは、今でも地の利抜群で人気の高い老舗のセロレナ・
ワイルドライフ・ロッヂは2泊泊まれば皆さん他の地域へ移動した時代でした。
ロッヂの数も少なかったので、お客の数をこなすのに大変だったのでしょう。
オーバー・ブック(事前にOK貰っていても現地で早い者勝ちで、弾き
出される)は日常茶飯事でした。

3泊4日の日程ですら、現地で追い出されそうになり、レセプション(受付)
相手にドライバーと一緒に大喧嘩して来たスタッフもいました。

池田が経験した事は、追い出されこそしませんでしたが、滞在中ずっと
お水が出なかった事です。

今でこそアルーシャからンゴロンゴロ保護区人口まで綺麗な舗装道路が
続いていますが、かっては洗濯板で白い砂埃を全身一杯に浴び、辿り
着いたンゴロンゴロでは標高が高く、水のシャワー等お昼ですらとても
寒くて浴びれませんから、セレンゲティで何とかシャワーをと考える事
が普通でした。

折角の水洗トイレもシャワーも洗面すら一滴も水は出ませんでした。
その頃のマネージャーは悪評高きで、噂によるとお湯ですら出す
事が可能なのに、水も電気も時間制限で出し惜しみしていたとか・・・。

剥げたバスタブに水が張ってあり、それで全部まかなえと言う事でしょう。
それでなくても何か薄汚く感じるのに、このお水で歯を磨くなんて。。。
ミネラル・ウォーター?イイエ有りません!

時に夕方ヘトヘトでロッヂに辿り着いた欧米人に、けんもほろろに対応
していたロッヂのスタッフ、マネージメントの悪さは抜群でした!(笑)

レストランのスタッフやフロアー・スタッフ等はそれでも人懐っこく
又来たの~?と慕って来てくれました。勿論余り良くない事でしょう
けど、妙に彼等が愛おしくて、せっせとカレンダーやボールペン、安物
時計を行く度に持参してました。そうです、こちらも多少は無理を聞いて
と下心がありましたが・・・。

写真:セロネラ・ワイルドライフ・ロッヂの館内地図
    ロッヂの俯瞰図

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