さていよいよ今回がこのシリーズの取り敢えずの最終弾です。
後半戦、取り上げる・生物・動物達の選択に迷い、内容も希薄と
なってしまいましたが・・・。
最後ではふさわしくもないかも知れませんが、今回はかなりマニ
アックだと思える、ブッシュ・ベイビーを取り上げましょう。
以前TVアニメで話題になった、ガラコ、セネガル・ブッシュ・ベイ
ビーです。
第二次大戦後、英国人家族がケニアで動物保護管どして住ん
でおり、母親を失ったブッシュ・ベイビーの仔供を娘が育てると
いうお話です。
野生動物を飼って、その楽しそうな生活振りから、日本でも自分
で飼ってみたいと言う人達が増えたと聞きました。
彼らブッシュ・ベイビーは、西アフリカのセネガルから中部アフリカ、
ウガンダ、ケニア、タンザニアに至るまで、広くアフリカ大陸の乾燥
した森林地域とサバンナ地域で棲息しているようです。
毛色は銀灰色から濃い茶色まで見られ、分厚い毛皮を持つ小さな
夜行性の霊長類類で、体長約130mm、体重約95~300g。
夜行性のため眼と耳が大きく、聴力、跳躍力に優れ、飛行距離
は約2mにも及ぶそうです。又何と舌が2枚あるとか??
その姿と鳴き声がまるで人間の赤ちゃんにそっくりなので、ブッシュ・
ベイビーと呼ばれるようになったそうです。
彼らは年に2回、雨季の初めの11月と終わりの2月に繁殖活動を
行い、一夫多妻で、メスが木の葉等で作った巣で出産し育てます。
妊娠期間は、110~120日。1回の出産は1~2頭。半分閉じた眼
を持って産まれ、数日後、母は口で幼児を搬送し、適当な木の上
を移動しながら育てるそうです。
又仔供達は、自分達の尿を手の指に付けて、道標を作り、成獣
とのコミュニケーションを図る?そうです。
東部アフリカ特にタンザニア南部のセルー動物保護区では9月
中旬以降にナイト・サファリで観察が可能です。
写真は、ブッシュ・ベイビーは大・小といますが、夜の動物なので、
手持ちの物でありません・・・。これは小の方ではないでしょうか・・・。