個人的な事になりますが、最近”アレックスと私”と言う30年に
渡る女性科学者と天才ヨウム(オウム科)の研究を通しての絆が
書かれている感動の本に出会いました。
鳥類等小さな脳の持ち主で、人類程頭脳が発達していないという
揶揄を含めてバード・ブレインと言いますが、このヨウム、アレックス
の行動・言葉を駆使する様は驚きで、幾らクルミ大の大きさとは
言え、しっかり自分の意志を持ち、人間すらをからかい、じらし、
いたずらをします。
この女性化学者が鳥の言葉研究なんてという世間の冷たい批評に
屈せず、行なったヨウムの研究によって人間が一番特殊で、且つ
一番知能が高いとする理論付けはおかしいと覆されたのは明白の
理です。
自然界に無駄な物はないと・・・。数が増えたから殺処分する
なんて(象等が対象となっている)もっての外ではないでしょうか・・・。
アレックスは31年生きたそうですが(平均寿命は50年)、最後に
放った言葉(予想し得なかった別れの)言葉が泣かせます。
”明日来る? 又ね。 愛してる!”