昼食前に見ていたチーター親仔は、細い木でしたが、かろうじて
生じた日陰の部分で、これ又細々とした枯れ草が生えた、地面が
殆ど剥き出しの硬そうな場所で、時々木に絡まって遊んだり、仔供
同士でじゃれあったりしていました。
でも昼食時、一旦ランチ・ボックスを広げるのに適した草地を求めて
その場を離れた際、我々はすぐ近くの岩場の上に、ライオンの家族
が寝転んでいるのを見付けてしまいました。姿が見えて数えられる
頭数は7頭・・・。後で数えると成獣と仔供併せて11~12頭のようでした。
勿論この距離なら、ライオンは我々をも襲う事が出来るでしょう。早々
に食べ終えて、再度チーター親子の側に戻りました。
チーター親仔のいるこの場所は、数台の車が集まって来ているので
逆に、ライオン達の注目度をより増す状況を作り出してしまっていま
した。
ですので、その場から絶対的に離れられない状況に。ライオンはもう
チーター親仔に気が付いて居て、チラチラ様子を伺っています。
生後2週間足らずのこんな小さなあどけない赤ちゃんチーターは、
彼らの片足で簡単に踏み潰されてしまうでしょう。
そんな状況にも関わらず、お母さんチーターは遠くにトムソン・ガゼル
の姿を見付け、じっと狩りに入る前の態勢を取っています。
それが先回の写真です。肝心の母親の視線の先を伺える顔の部分
を最初は仔供達をupにしたかったので、カットしてしまいましたが、
やはり物足りなかったので編集し直して母親も出してみました。
母親は、サファリ・カーに囲まれているから安心とでも考えたのでしょう
か?暫くガゼルの様子を見計らっていましたが、仔供達へ授乳態勢
に入りました。
写真は、授乳前に散々じゃれあって遊んでいる子供達の1シーンです。
微笑ましく愛らしくて平和そのものでした~。
にほんブログ村