コスタリカで動物園を全部閉鎖するとの記事がありました。自然保護
政策先進国のコスタリカ、流石です。
一般的に観光紹介としてコスタリカは中・南米のスイスと称されてい
ます。
そして世界でも有数な生物多様棲息地域に数えられ、地球上の全て
の動物種の約5%が棲息していると言われています。
国土の約1/4が自然保護区に指定され、生物多様性を保つ活動に
積極的で、実際政治・経済でも良く国民と政府が切磋琢磨して、より
良い方向に向かうよう努力していると感じました。
勿論政治に関しては多少の不満も聞きますが、全体的には何処かの
国より羨ましい環境下にあるかなと思いますが・・・。
で結果、今後は生物多様性を保つ目的から、国内にある2つの国立
動物園を来春閉鎖する事を決定し、救出目的、保護目的でない限り、
一切の飼育をしないとの決意を表明し、 “ 生命の楽園 ” として世界に
先駆けた新たな計画を進めて行く様です。
国が率先して動物を保護する事に励み、更には、数十年にも渡って
運営を続けて来た2つの国立動物園を閉園。動物園側も今回の決定
に賛同し、動物達のケージを解放する事に前向きとは・・・ !!
元からこの国ではスポーツや娯楽としての狩猟も禁止しており、この
動物園閉園の流れが、動物達を本来あるべき棲息地へと戻す事に
なり、それが実践出来れば、野生動物達の生態系を尊重しながら保護
して行くと言う、世界の貴重なお手本となるでしょう。
ただ残念ながら人間に飼育されてしまった動物達は、直ぐには野生へ
戻す事は出来ません。そのため先ず、国営の動物保護センターや野生
保護区で、第二の人生へと歩み出すための “ ならし飼育 ” が行われ
るようです。
今後コスタリカで動物を見るの時は、全て自然の中で、新しい動物との
触れ合いといった事になるかもしれません。
将来を期待したいですね。
写真は、今回もしつこくチーター・ファミリー・・・。
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