サファリに参加されて先ず最初に覚える鳥がこのアフリカ西仏法僧、
ライラック・ブレステッド・ローラーでしょうか。
胸の色がそれこそライラック色なのでその名前が付いたそうです。又、
ローラーと言うのは求愛ダンスが正に転がるように空中で飛翔する事
が由来だそうです。
羽の色はおよそ14食にも及ぶそうで、太陽に当たると輝く色合いは
本当に美しい限りです。
神様は2物を与えずでしょうか、百舌鳥の仲間なので、その美しさに
似合わず濁声ですし、昆虫から小さな齧歯類や果ては幼鳥まで食
する、結構大きな鳥かと思います。
そんなこの鳥に纏わるお話がありました。
ドイツのカメラマンが線路を横断するゾウの群れの写真を撮っていた
際、丁度頭上近くにこの鳥が止まっているのを発見し、何故か銃で
捕らえようと列車に飛び降りた際、自分の足を撃ってしまったとか・・・。
今一どういう状況で列車に飛び降りたのか不明なのですが、それ程
我を忘れてまで所有したいという欲求?を起こす程、美しいと言う事
なのでしょう・・・。
それにしても繁殖シーズンの彼らの飛翔振りは、けたたましい大声と
その空中をかなりの高さから回転しながら地面へ向けて飛翔するそう
で、一見の価値ありですね~。ただ本当に空中で交尾?は不明です
が・・・。
写真は、毎年この地域で3~5,6頭を連れたチー家族が見られる
場所!セレンゲティ・チーター・プロジェクト・チームもほぼ同時期
に、観察報告をFBに発表したりしていますね。素晴らしいです。