イエローストーンでの悲劇


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昔からイエローストーンの熱水泉での悲劇話しは聞きましたが、
何とこのつい最近6月にも起きていたんですね~。怖いです。
と言うか、観光客がやはりちゃんと条件や規則を守らないから
なんですよね。

この場合も立入禁止区域内に温泉探しで娘さんと写真を撮り
ながら入って、足を滑らせたそうで、一部を残してご遺体は、
高温のため跡形もなくなってしまったそうで・・・。

更に、今年はこのイエローストーン国立公園で死んだ灰色熊
(グリズリー)は56頭と異例に多く、殆どが人間が要因になって
いるそうです(米地質調査所のデータで明らかに)。

灰色熊が家畜に害を及ぼしたり、殺したばかりの獲物を狙って
ハンターを襲ったりする例が増えている事が背景にあるとみら
れる。55例の内約半数は、家畜を襲ったため政府のクマ担当官
が殺処分にしたとか・・・。

死んだハイイログマは2013年は29頭、14年は28頭だったが、
2015年は61頭と記録を取り始めて以来最多に増えており、今年
2016年はそれを上回る可能性も懸念されているようです。
 

来年で任期が終了してしまうオバマ政権は、一時は絶滅の危機
にあったハイイログマが、同公園内や周囲で約690頭に回復して
おり、絶滅危惧種保護法の対象から外すべきだと提言している
との事。

ハイイログマの個体数全体は減少に転じて3年目となる見通しで、
死んだ数が増えている事には警戒を要するでしょうし、保護団体も
今まだ絶滅危惧種から除外すべきではないとしているようです・・・。

生物は絶滅してしまったらもう取り返しが付かないかと思います。
人間が生きるため鬱陶しい生物を全部目の前から排除してしまお
うとする事でいずれはその人間がしっぺ返しを食らうのではと思い
ますが、もっとももうその頃には、個人的には生きていないでしょう
から、何をか言わんですね。

写真は、毎年GWに訪れていたイエローストーンでのグリズリー雌
3歳の写真です。

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