朗報です。
今年2015年に値上りする予定だった (2013年値上げが決議され
ていた) 国立公園の入園料金が、来年2016年の6月までに延期に
なるそうです。
此処の所、エボラ出血熱だ、イスラム過激派のテロだ、ケニアでの
爆破事件等々、近隣国での色々な不穏な事件絡みで、タンザニア
の観光も多大な影響を受けていますね。
多分そこら辺で政府も考慮しての延期かと思います。ま~取り敢え
ず、一時1年の延期処置でも良かったですね。
ところで先回の黒鬣ライオンの一件ですが、セレンゲティ国立公園
の南部地区に近い、マガディ湖の近くに1車線の道路の下に回廊
が作られています。
暑い時はライオン等の哺乳類は勿論、鳥までもが暑さを凌ぐため
にちゃっかりと利用している、土管状の空間です。
今回のこの凛々しいオスはゆったりと草むらからこの土管の下に冷
を求めてやって来ました。
そこへセレンゲティ・ライオン・プロジェクトだったかの車が真正面
から近付いたものだから、余程びっくりしたのか、何か以前にこの
車にトラウマになるような事件の記憶が結び付いていたのだろうか、
物凄い速さで飛び跳ね、一気に逃げ去って行きました。
こちらは折角、面白い構図の画像を撮ろうとじっと我慢で静かに
カメラを構えて待っていたのに・・・。全くひどいものでした(笑)。
でも余りにもその驚いた様が激しくて、その逃げ様に呆気に取られ
ていました・・・。
そのプロジェクト・チームの車は同日の午前中だったかも、樹上の
ヒョウの近辺でウロウロ、ポジション選びに苦労をしていましたっけ。
ある意味職権乱用ですね(笑)。だってこちらは道路から外れる事
無く、規則を守っているのに彼らは横暴にオフ・ロードしてましたから。
写真は、集団移動する草食獣の中でも最大のエランド!彼らの美
しさは格別ですが、非常に臆病!まだまだ頭数が少ないが、もっと
もっと合流して北へ移動して行く神秘な動物・・・。