昨夜飛び込んで来た、又もやケニアからの最悪のニュースです!
以下 AFP/Peter MARTELL から引用しました。
6月15日、ケニア南東部のツァボ国立公園で先月、アフリカ有数
の巨大なゾウとして有名だった、サタオが密猟者の毒矢で負傷し、
死亡した。
ツァボの自然と野生動物の保護に携わっているツァボ・トラストは
13日遅く、 「 最も象徴的で深く愛された牙の持ち主 」 だった、
サタオの死を 「 大きな悲しみを込めて 」 公表した。
密猟者らはサタオは顔の部分を切り取り、牙を持ち去っていた。
サタオを長年追跡していた関係者らは耳などの特徴を手掛かりに、
今月に入って発見されていたゾウの死骸がサタオであると断定。
サタオは45歳前後と推定されていた。
ワシントン条約事務局は13日、大規模な密猟によりアフリカ諸国
の多くでゾウが絶滅しつつあると指摘したばかりだった。
事務局によると、密猟の標的となったアフリカゾウは昨年だけで
2万頭余り。象牙はアジアで1キロ当たり数千ドル(数十万円)の
高値で取引されている。
犯罪組織や反政府武装勢力は、アフリカでの活動資金の調達
手段として密猟への関与を深めており、中国の象牙需要に乗じ
て利益を上げようとしている。中国では象牙が装飾品や伝統薬に
使用されることから、密輸額が数十億ドル(数千億円)規模に膨ら
んでいると。
以上が記事内容ですが、個人的なコメントは控えます。
年配の知識豊かなゾウは当然、大きく長く立派な牙を所有してい
ます。群れのリーダーでもある年配者達の死はその群れの存続
の危機すらも招く・・・!恐ろしいかな、どんどん絶滅の危機が
現実になりそうです・・・。
写真はゾウの赤ちゃん。たったこれだけでも愛情豊かな表情が
見て取れます・・・。