このシリーズの7回目はもう1周間も前だったんですね~。如何に
続けて行くのに苦労しているのか・・・、反省です(笑)。
さて今回はカバを取り上げてみましょう。
結構ゾウ、キリン、シマウマ、そしてカバと草食獣的には大御所
です。特に水の中では体躯全体が見えないので、陸(オカ)カバ
を見たいとご希望される方も!
夜行性なので、夕方から夜水場から上がり草を求めて毎日上がっ
て来ています。
川岸や水辺の上がり縁が草もなくツルツルしているところは皆カバ
が昇り降りしているからですね。
そしてちゃんと道がありますね、彼らは視力が良くないので必ず同じ
道を往き来するらしいです。それで大雨が降ったり途中危険に遭っ
て道からそれたりして戻るところが分からなくなり、朝方、サファリして
いると彼らがウロウロしているのに出くわすらしいですね。
もっとも教科書本のようにカバは皮膚が弱く日中の日光に当たると
云々は分かりません。結構炎天下、陸で皆ゴロゴロ寝ているのを
見掛けますから・・・。ま~余り長時間はって言う事でしょうね。因み
に皮膚の厚さは6cm ?? とか・・・。
それと最近(1994年以降)は、クジラ類とカバ類が分子生物学分野、
DNA検査からも共通の祖先を持つとされたそうです。
良く言われるのが、水の中から顔を出すとその眼と鼻、更に外耳が
一直線になって水面上に出るのが特徴だとされています。
体長(頭胴長)約3.5~4 m、体重:約1.2~2.6t。口は約150度開き
門歯と犬歯が生えていて、下顎骨の犬歯は長さ15~30cmにも及ぶ
そうです。
通常10~20頭程度の群れで生活。縄張はオスが糞をする際に、尾
で撒き散らして表す。陸では時速40km位で走る事も。妊娠期間は
210~ 240日程度。一回に1仔。オスは5歳、メスは4歳程度で性成熟。
平均寿命は約30年。
写真は、炎天下なのに全員ゴロゴロ(セレンゲティ国立公園北部の、
ロボ地区に近いロッヂの裏庭の池)で、ボタ餅状態。