皆さん今更ですが、リカオンってご存じですか?
最近やっと、東部アフリカでその復活の兆しが見えて来て、
見る事が出来たと今年も何回かお客様の報告がありました。
このブログでも何回か取り上げていますが、南部アフリカ
ではパックが分裂して少なくなったりはしつつも、今もって
健在です。
特に殆どの保護区で、ヒョウもしくはリカオンを売り物にして
確実に見られますよとその情報提供をブログやFBで行い
世界中に発信しています。
が、如何せん彼らの日々の移動距離の長さ、確実に彼らが
見られる時期の特定の難しさが、東部アフリカでの難しさで
しょう。管理された保護区ではなく、自然ですから・・・。
子育て、離乳、巣離れ、独立となるサイクルは、北半球でも
南半球でも彼らの生態なので一緒ですので、もう暫くすれば、
東部アフリカのリカオンもかってと同じ状況までに復活するで
しょう。
欧米でオオカミが有害な動物と濡れ衣を着せられ、乱獲され
たのと同じように、リカオンも同じような誤解を受け、見付けら
れ次第殺処分され続けられていた時代が、今現在少しづつ
人間との共生がうまく行なわれ、保護しなくてはという思想が
回復に繋がると信じています・・・!
写真はクワンド地域のリカオン写真。結構人見知りもなく成犬
は近寄っては来ないが、若い個体は全てにおいて興味有り。