サファリに関する雑記 の続き


1-1-ステインボック

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先回、私設動物保護区でのサファリと国立公園でのサファリ
の相違についてコメントしました。そのとある南アフリカの私設
動物保護区で動物保護の観点から同じ意見、イエ専門家が
正論でコメントしているのを見付けました。

単に ” 動物を保護するな ” と。

人間至上主義で、さも野生に戻すためと称して、狭い囲いの
中で飼い、愛撫し・・・、それは絶対的に自己満足の世界、
欺瞞ですよね。

その専門家が云うには、先ず、その私設動物保護区にしても
その環境保全から取り掛かれと。

野生動物が棲み着き、より自然な形で棲息出来るようにする
事が動物保護にあたり、ひいては此の地球を救う事になると。

イエ、地球まで救うとそこまで彼は言ってませんが・・・(笑)。

As grasslands reemerged and open areas were restored,
“the game started to reappear,” recalls Dave.
“The great turning point for us was seeing the first leopard
on our land for over a decade.”

ま~土地の改良により、上記の英文の如く、大きな回復の兆し
として最初にヒョウがやって来たとありますね。

林も森ですらも手入れが必要だそうです。森も必要とは余り
認識がなかったのですが・・・。

南部アフリカは灌木が多く、サバンナ=草原地帯が少ない
のい、動物を楽に追ったり観察が出来る地域が限られて来
ます。そこで現在私設動物保護区ではオフロードでバシ
バシ灌木地帯を車でなぎ
倒し、我が物顔で通り抜けて
それを売りにしています!
やはりそれは絶対的な違和感
です・・・!

そこで、必ずしも雑木林を単純に減らすのではなく、現在の
環境・植生のまま土地の改良を行なえという事でしょうか?

つまり砂漠だから単純に木を植えて、とは行かないのは自明
の理です。焚き木として奪われた木のない国のために、成長
が早いから、油分が多く燃料向きだからと単純に、ユーカリを
植えている悪例が、まだ反省されずに、発展途上の国で行な
われている悲劇・・・。それらを考えると土地改良もその土地に
あった植生で、それらを壊す事無く、行なわないと行けないと
考えます。

写真は、立ち姿は珍しいステイン・ボック。大きなつぶらな目
と耳の中に葉状紋様が見えるのが特色。お写真は凄いリピー
ターのお客様、京都在住のNT様から以前頂きました~。
ありがとうございました。又来2月ツアーご一緒出来ると嬉しい
ですが~。

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