昔々、まだコーラが輸入され始めた当初、東部アフリカの
人々、マサイの人達も含めて皆、あれは毒だと言っていま
した。
今はそんな時代があったのかと、コーラはペプシと国を2分
する程普及し、ペットボトル入のミネラル・ウォーターや
携帯電話まであっという間の伝播でした。
勿論各家庭の主食はパンが多くなっているでしょうが、以
前はケニア、タンザニア、ウガンダも含めてとうもろこし
の粉を水で練って蒸したもの、”ウガリ”でした。無味無
臭で、うっすらと黄見を帯びた澱粉粒子の塊です。
更にウガンダ、ザンビア、ジンバブエになるとジャガイモ
の粉末を同じように練って蒸した、”ンシマ”が主流でし
た。
エチオピアではインジェラが主食ですが、あの酸味は万人
には向かないでしょうけど、副食次第では癖になる味です。
海岸地方へ行くとやはり蒸し暑くなるので、辛い味の物が
喜ばれていますね。
青トンガラシ付きのピラウ(焼き飯)や、マンゴーのまだ
熟成していない実やヤシの芽サラダにトンガラシをまぶし
たりとか・・・。
写真は脱皮中のニシキ・ヘビ。全容が収まらない位の大き
さで、且つ先客があり私達は、良い場所から狙えなかった
のです・・・。