今秋から催行予定の大韓航空スペシャル・ツアーでは、ザン
ビアのリビングストンで、象に乗るサファリや、チーターと
一緒に歩くサファリ、ライオンと一緒に歩くサファリを組み
込んでいます。
先ず、チーターより迫力のあるライオンと一緒に歩くサファ
リがどんな様子なのか、チラと報告致しましょう。
一見危険そうですが、かなり魅力的ですよね。
かっては10万頭、現在は3万頭弱とも言われているライオン
の頭数ですが、その40%がタンザニアに棲息しており、他
9カ国が残りの分の頭数を保持していると Afurica Geographic
が述べています。
このライオンと一緒に歩くプログラムは、世界的に有名な
ALERT ライオン・リハビリテーション・プログラムとして
取り上げられており、2005年に設立された、非営利団体の
ALERT が行なっています。
特にザンビアとジンバブエで行われており、野生に戻すため
の活動の一環となっています。
ただ、まだ野生に戻した歴史がありません。
ライオンは成熟して独立するのに5~6年は必要ですので、そ
の間の養育費(!)のために、一緒に歩くプログラムとか、金銭
的な援助を必要とするでしょう。
懸念事項は、果たして大きくなって野生に戻せなかったら、
即ち、プログラムが失敗に終わったら・・・ ? そのライオン
達はどうなるのでしょうかと言う事です。
南部アフリカは、通常のライオン・ハンティングは勿論、
ホワイト・ライオンをわざわざ育てて、狩に提供するとか、
信じられない所業が行われていました・・・。
もっとも現在では、ホワイト・ライオンのこのような悲劇
の牧場は廃止されたそうですが・・・。
そんな訳で長くなりましたが、又次回に続きます。
写真は見るまでもなく普通のライオンとホワイト・ライオン。