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続きと称して大分遅くなってしまいました・・・。
最近は旅行者の平均年齢がどんどん上がって来ています。
それこそ、以前は35過ぎで社会的にも安定し、収入も一定して
増え続ける安心感。そしてそれに伴う、代休の日数も抵抗なく
きちんと取れる方、公務員や弁護士、お医者さん、又一般会社
勤め。でも、男女比では圧倒的に女性が多かったです。
昔から、何処でも積極的に出かけて行くのは、女性の方が多かっ
た事実は、現在でも同じです。ただ平均年齢は今はちょっと様
変わりして、65歳以上の退職者、つまりご夫婦でもお一人でも
安定した年金受領者であるご夫婦、もしくはカメラを嗜む男性
が多くなりました。
廉価版のツアーでもちょっと高めのツアーでも、同じような傾向
にあります・・・。
そんな中で、東部アフリカのサファリでは、車に乗る場合、結構
高いところにステップがあり、それに気を取られて、ドアー上部
に頭をぶつけるって事がしょっ中あります。
ボツワナや南部の車は、オープン・カーで、且つドアーがない
ため、車体の横に設けられたパイプ状のステップで昇り降りを
要求されます。
特に、階段上に段差を付けて設置された座席には、両側には
手摺と足置きがあるので、ガタガタ洗濯板道のサファリでも、
道無き道のオフロード・サファリでも多少の安定感はありますが、
2段目や3段目の最上段の中央部に座ると、足が下につかない
場合もあり、手摺もなく非常に不安定な状態で身を任せる事に
なります。
車の昇り降りだけでも結構大変ですが、サファリ中も不安定な
ため、案外体力を使い、年配者や体力に自信のない方々には
疲労感が残るかと思います。
又屋根や側壁がない分、見晴らしは良いですが、不必要に
風に曝され、陽に当たり、時には雨にも当たる(避けるべき
屋根はホロが多いが)感じで、かなり野性的なサファリとなります。
身障者用のゆるやかな道作りを実施しているロッヂもありますが
部屋自体に段差もあり、道は砂道で現実的ではないですね・・・。
大手ツアーでは、添乗員さんが車椅子の方を他の健常者の方と
一緒にcareされていると聞きましたが、当然不公平感が他の方々
には残っていらっしゃると想像出来ます。
折角国家の威信を掛けて観光を推進させてもやはり当面?は
健全な体力のある若者相手にならざるを得ないのでしょうか?
残念です。
写真は泥水もなんのその、まだ2段なので、乗りやすい方の座席
の4輪駆動車です。