乾季の野生動物達の生態観察


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チーター保護活動の団体からの最近のニュースです。

乾季はフィールドに入る事が楽になります。草丈が短くなり木々の
葉・枝が落ち、車が通り易くなるからです。

道路が泥だらけだと、追う事が難しくなり、観察も困難となります。

昼行性ですが、チーターの生態を知る上でも夜間の観察は必要
です。特に彼らが今実際に棲息している地域の環境状態を知る事
は重要な手がかりになります。

今回はアードウルフ、別名”土狼”の観察に成功しました。夜行性
の彼らは、ハイエナ科でも最少動物ですが、シロアリや小さな昆虫
等を捕食します。又他の肉食動物を観察するにはやはり夜間は適
しています。 

生態学者としては、この土地でどのような複合体、生物、食物網が
どのように多様性を持っているか、環境全体の維持に不可欠な
役割を果たしているか、知る必要があります。

夜間観察は照明を、彼らの行動を妨げないように、且つ人間が観察
し易いように工夫します。

マングースやジャコウネコ(シベット)、ジーネットなどが沢山観察され、
フォッサやジーネットはジャコウネコ科に次ぐジャコウネコ亜科に分類
されます。

ロッデの中庭とか夜間観光客がそろそろ静かになった頃ジーネット
等が遊びに来て、バターやパン屑をねだって来るのも又サファリの
醍醐味ですね。

写真は夜行性なのでめったに観察出来ない貴重なアードウルフ!
一瞬縞ハイエナかと思いいますが・・・。

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