昨今の現地手配事情


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余り残酷な事、辛い事ばかり書くと気が滅入りますが、日本の
旅行業界の実情って? とこれまた唐突ですが、愚痴ってみたくなり
ます。

欧米の方々は、お休みがかなり長期的に取得可能で、且つ、かなり
早くから画画的に進める事が出来、それこそ1年以上前から計画して、
楽しみにされているのではないでしょうか?勿論例外もあるで
しょうけれど・・・。

皆さん、ご希望が決まったら現地へ(旅行の)予約金の支払いも
素早いですし、万が一の場合の保険制度も発達していると聞きます。

ボツワナ等はロッヂ等宿泊施設も数少なく、部屋数も少ないので
あっと言う間に一杯になってしまいます。しかも最初の予約金は
払い戻しが効かないですし、どんどん出発日、その利用日が近く
なるに従って追加予約金の金額も増え、1ヶ月以上前には全額支払い
となります。

このような現地手配会社やロッヂの安全リスク回避システムは
確かに確実で、土壇場でのキャンセルで赤字になるリスクを最大限
避けるために必要不可欠の事でしょう。

ところが、日本の大手旅行会社を始め、時代に逆らうように取消
料金派生期間を現行の1ケ月前から、逆にもっと期間を短くして、
2週間前までは取消料金ナシと宣伝している会社もありました。

でも実際これでは、どんどん中小はやり難くなってきます。

折角面白いツアーを企画しても、ご希望者が集まるか否か確証の
得られない程の尚早時期、1年位前から現地の仕入れ予約代金を
要求される事が、いよいよタンザニアでも波及して来たからです。

まだケニアは駐在員もいますし、何とか安いところで且つ支払い
もギリギリまで粘ってくれているお陰でしょうか?かなり助かって
います。

でもタンザニア、特に南部タンザニアやボツワナ等、南部アフリカ
は予断を許しません。

益々熾烈な宿泊場所競争となりそうです。

所謂日本旅行業(JATA)界が今頃になってやっとこの取消条件の件
を検討する動きが出て来たようですが、ちょっと遅いのではと焦り
ます!

そんな訳で日本は休暇を取る事もままならず、その期間も短く、
中々現状とのギャップがあって難しい問題ですが、もっと社会全般
が根本から考え直していかないと、サラリーマンは辛いですね~(笑)。

人口数も将来はかなり減る訳ですから、仕事ばっかりに時間を
割かず、ライフワークとしての休暇を気兼ねなく楽しめるように
したいものですが・・・。

次回は、かって南部タンザニアの現地手配で、孤軍奮闘した苦い
思い出をお聞かせしたいと思います(笑)。

写真は、南アフリカやボツワナや南部タンザニアで既にポピュラー
になっている、2個の洗面台と猫足式バスタブの優雅なロッヂ室内。

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