野生動物と人間の共存


https://www.facebook.com/index.php

昨日8日、東外大のAA研主催の講演会を聴きに行きました。ナイロビ在住のK氏も見えてました。

一つちょっと目から鱗だった事は、まさしく意味不明の言葉 ”保全 ”、英語の ” conservation ” の意味が、元来は保全に備えた節約、人間の将来のために天然資源を保護すると云う意味合いだという事えおハッキリ明言された事。

又、東部アフリカでは殆んどの近隣住民は野生動物と共存すべき、保護すべきとアンケートに記入し、且つ実際被害にあっている動物達は人間世界から遠ざけるべきと相反する状況をコメントしている事。

学校教育でも、野生動物の保護は必要と一貫した思想教育が施されているので、対外的には正に模範解答を口にしている現状。

マサイと共存していると言われる地域でも、彼等は見せしめではないが、ある一定の距離を保つため、害を与えた野生動物を殺していると。

むしろそれがお互いの緊張感を持って一緒に住めたという有効な現象に繫がり、それが部外者、現場に居合わせない自然保護推進者の目には ” 共存共栄 ” と写った事。

ただ現在、ケニアではそういった意味での狩猟は厳禁、頭数が増えても、東部アフリカ全般ではそのままの状態で間引きせずに単純に保護しています。

そのような状況下で、更に人間が増え畑作に勤しむ人間にとって被害が拡大し、むしろどんどん手に負えなくなって来ているのが現状かと。

確かに農業に従事するマサイも増えたし、国立公園との堺までスレスレに畑があり、柵があってもなくても野生動物は侵害して来る事になる。

南部アフリカのように野生動物を頭数が増えたといって捕獲し、販売したり、食用や狩猟の対象にしたりしている事実は、人間の横暴さを物語るが・・・。

永遠に?人間、人類が増長し続ける事によって、いずれは野生動物どころか人類も破滅の道に進むことになるのではないだろうか?

写真のようないたいけのない野生動物達がこの地球から消滅しないよう祈ります!

          

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一つちょっと目から鱗だった事は、まさしく意味不明の言葉 ”保全 ”、英語の ” conservation ” の意味が、元来は保全に備えた節約、人間の将来のために天然資源を保護すると云う意味合いだという事えおハッキリ明言された事。

又、東部アフリカでは殆んどの近隣住民は野生動物と共存すべき、保護すべきとアンケートに記入し、且つ実際被害にあっている動物達は人間世界から遠ざけるべきと相反する状況をコメントしている事。

学校教育でも、野生動物の保護は必要と一貫した思想教育が施されているので、対外的には正に模範解答を口にしている現状。

マサイと共存していると言われる地域でも、彼等は見せしめではないが、ある一定の距離を保つため、害を与えた野生動物を殺していると。

むしろそれがお互いの緊張感を持って一緒に住めたという有効な現象に繫がり、それが部外者、現場に居合わせない自然保護推進者の目には ” 共存共栄 ” と写った事。

ただ現在、ケニアではそういった意味での狩猟は厳禁、頭数が増えても、東部アフリカ全般ではそのままの状態で間引きせずに単純に保護しています。

そのような状況下で、更に人間が増え畑作に勤しむ人間にとって被害が拡大し、むしろどんどん手に負えなくなって来ているのが現状かと。

確かに農業に従事するマサイも増えたし、国立公園との堺までスレスレに畑があり、柵があってもなくても野生動物は侵害して来る事になる。

南部アフリカのように野生動物を頭数が増えたといって捕獲し、販売したり、食用や狩猟の対象にしたりしている事実は、人間の横暴さを物語るが・・・。

永遠に?人間、人類が増長し続ける事によって、いずれは野生動物どころか人類も破滅の道に進むことになるのではないだろうか?

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