続怖かった思い出


ルワンダへマウンティン・ゴリラを見に行った時です。日本のGWだった
ので現地では雨が多く、観光客も少なめでした。許可は2グループ別々
に2日間分を取得出来ました。

初日のグループには、足の不自由な年配の方がご家族でいらして
いました。残念な事にトラッカーはあから様に嫌な顔をしていました。
探索に不都合が生じるからでしょう。

それでも公園口から歩いて民家の直ぐ先、竹の塀で囲まれた保護地区
に入るとものの15分もしない内に仔連れの群れを発見。シルバーバック
もゆったりと草を食んでいました。

子供達には触られこそしなかったですが、かなり近くまで興味津々で
寄って来ていました。

翌日はガイドと池田と3人でした。かなりグチャグチャ道を昇り、しだれ
かかった大木の上を越え、足が地に付いていないようにも思えました。
樹の枝や蔓を避け足元の根っこを乗り越えようとした瞬間です。小柄な
雌のゴリラの姿が悲鳴と共に目の前に!

トラッカーが一瞬棒立ちになってしまった私を睨みました。ゴリラは又して
も大きな悲鳴を上げて一目散に逃げて行きました。
次の瞬間、大きなシルバー・バックの雄がドラミングをしながらすり抜けて
行きました。

いや~素晴らしい体験でした。

こうしてルワンダのゴリラ体験は無事終わりましたが、其の年の暮れに
あのマウンティン・ゴリラ保護研究にあたっていたダイアン・フォッシー
さんが殺されたとありました。かなりの昔の事ですが、これも忘れる事
が出来ない強烈な恐い思い出です。

ルワンダのゴリラ・ツアー
http://www.dososhin.com/tour/24.html

ウガンダとルワンダのゴリラ・ツアー
http://www.dososhin.com/tour/161.html

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