” さてサファリへ行こう ” と皆さんがお決めになった時に一番
気になる事は何でしょうか?
女性だったら先ずお手洗い?、殆どが水回りの事ではないでしょうか?
勿論他にも沢山あると思いますが、ケニア等何処の国でも便座が
なかったり、手を洗う水場で水が出なかったり、暗くても電気が
点かないとか、かなり気分的には良くない環境が多いです。
ドライバーはなるべくお土産物屋さんでいつも利用している場所へ
皆様をお連れしようとします。お手洗い後お土産物屋さんを物色
出来、且つ乾いた喉も潤せる快適そうな場所選択はドライバーの
センスもありますが、殆どはドライバーの会社が提携している
ようです。
お手洗いには常にお掃除して綺麗なところや、チップ・BOXを置いて
あるところ、お客さんには余り無関心なところと色々あります。
宿泊先では勿論ロッヂではお部屋に隣接した綺麗なお手洗いが、
テント式でもバクテリ分解が行われるようきちんと触媒を挿入して
お掃除しているところ、レストランやプールの脇のお手洗いには
それこそ、タオルバスケットがあり、電気乾燥機やお化粧直しも
可能な椅子のセットもある豪華版もあります。
キャンプ場では勿論そんな事は望めませんが・・・。
セレンゲティのビジターズ・センターやヒポ・プールにはかなり
綺麗な水洗トイレが設置されています。ただ女性用の数が少ない
のが難点ですが・・・。
人間の習性・心理って不思議ですね、きれいに掃除が行届いて
いるような場所では皆さんそれぞれきちんと対処しますが、
ちょっとでも乱れるとドンドン汚くなっていくような気がします。
一番問題なのはサファリ中ですね。
勿論お手洗いの設備のない途中でどうしてもといったケースは
沢山あります。これは生理現象ですからしょうがないです。ご本人は
かなり気まずく思われるのでしょうが、早朝サファリ等ではやはり
相当冷えます。特に出発前に紅茶でも飲もうなら・・・!
でもそういう時でも遠慮せずにドンドンご希望を出して下さい。
動物のいそうもない適当なブッシュを探して止まります。もっとも、
折角ライオンがhuntingしている時とか、良い場面の場合でもしょうが
ないです。恥ずかしがらずに、無理をせず是非お話し下さい。
最悪はそれこそ、車の直ぐ脇でなんて事もあります。我慢するより
よっぽど良いです。どうしても恥ずかしくて出来ない場合は、傘
のような物をご利用頂き、草の刺とかにご注意頂き、充分に実行
して下さい。
ネーチャー・コールはオロオロするような汚いお手洗いを無理に
利用するより、自然な開放感がとても気持ち良いです。但しトイ
レット・ペーパー等自然に帰るものをご利用下さい。