記憶に残るセレンゲティ国立公園のレンジャー


それこそ1980年代はドライバーの知識を疑う訳ではないが、各
公園でそこのプロ、ranger(公園管理官)にサファリのガイドをして
貰う事が流行っていました。実際warden(野生動物管理官)に
ガイドを依頼するのは意味が判るが、その当時は気軽に依頼出来ず、
又公園の治安上でもレンジャーを雇用する事が場所によっては
必要条件だった時期がありました。

初の添乗ではなかったのですが、度々人気の彼に依頼する事が
出来て彼の実力?の凄さに圧倒されました。

特に記憶に残るのはチーターのトムソン・ガゼルの仔供のhunting
でした。今では状況判断がかなり出来るのですが、その当時は
余りにも身近で唐突に行なわれてしまった場面に出くわした(イエ、
セッティングされた!?)ので何が何だか圧倒されてしまって
前後の脈絡が不明でした。

余りにも昔の事なので記憶も定かでないのですが、ヒョウを見付ける
事も得意で、その当時はまだまだセレンゲティ国立公園内でも
オフ・ロードが可能な結構沢山場所がありましたので、動物を
深追いしても戻るべき道、方角を一瞬見失った時でもナビゲートも
確実でした。

その後色んな会社が国営の会社に変わって台頭し、ドライバー教育
や教本も普及して日本語ドライバーも出現すると云う現在の出現に
至っているのでしょう。

当時はクリスマスや大晦日等ドライバーは呑んだくれて遅刻したり、
休憩時にはモクモクと煙草を吹かすと云った光景が普通でした。
それこそ教本の最初の頁には先ず朝起きたら、” 歯を磨く事 ”
から始まっていました・・・。

それが今や色んな職種から転業して来たエリートマンも多く,つい
最近は気球のパイロットになったドライバーもいました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です