鳥も雌雄や幼鳥と成鳥や途中の時期の相違は非常に見極めが
難しく、それが明白になると無償の喜びと成りますが、草食獣も
見慣れていないと以外に分からないものです。
個人的にはダイカーが未だ確証が得られません。まだまだ自信
がありません。又、ブッシュ・バックも然りです。
かろうじて雌・雄の違いは分かるようになりましたが・・・。奥は深い
です。
サファリでは毎回同じメンバーなら今回はこれに狙いを付けてと
かなりマニアックに進められるかもしれませんが、そんな思惑通り
に事は進みません。自然界、いると分かっていても見付け出せ
ないもどかしさ!
又、折角なら、やっぱりヒョウでしょう、チーターでしょう、になって
しまい、見られるチャンスの少ない地味な動物達は必然的に第2
もしくは第3目的に追いやられてしまいます・・・!
高額な金額で、しかも、やって取れた休暇を利用してのご旅行なら
しょうがないですよね。地味は地味余程のストーリー性でもなければ
感慨も沸かないと云うもの。
今ボツワナ行では、夕方から出掛けたサファリでお茶の後、強力な
ライトを付けてのナイト・サファリで枯れた木の突端に寝転んでいた
ジーネット、更には小さな草陰にワイルド・キャットがそれも仔供を
連れているのが見られました。仔供はすぐ母親のそばを離れて草
深く潜り込んでしまいましたが。母親はあの大きな済んだ目でじっと
佇んでいました。
写真は露光不足でブレブレでした、残念! でもあの仔供の可愛さ
は目に焼き付いています。
さて今回の掲載写真は、年老いた♂ゾウ。晩年は歯が弱くなって水
の中の柔らかい草を食す事によって生き延びているとか・・・。夕方に
なってもまだ大気の温度が30度を越している状況下では、如何にも
気持ちの良さそうな水浴びをしながらの穏やかな余生に見えました。