世界各地で猛威を振るう感染症を巡り、多くの日本人研究者が
アフリカやアジア等で活躍しています。
長崎大学熱帯医学研究所長のMK教授もケニアで、携帯電話
を利用した患者発生通報システムの整備に取り組んでいるそう
で、JICA等の支援を受け、ケニア政府と協力し、蚊等が媒介
する感染症、黄熱病やリフトバレー熱を封じ込めるプロジェクト
だそうです。
地方の診療所でも簡単に使える診断キットを用い、携帯電話を
利用して、中央政府に患者の発生を即座に伝えるシステムの
整備で、費用対効果の面からも、早期封じ込めが現実的な対策
で、症状が似た熱帯病と区別が付かずに対応が遅れ、病気が
蔓延するのを防ぐ事が狙いだそうです。
ケニアでは熱が出ると病院では即、マラリアの検査キットで1時間も
しない内に検査結果を知らせてくれるそうですが、日本ではその
キットすらありません。
日本でもそんなシステムがあると便利かと思いますが・・・?
とあるTV番組 (今日再放送してました ) で、日本の病院の素晴
らしさを取り上げていましたが、あんなに優れた設備や細やかな
対応をしてくれる病院はかなり限られているように感じましたが・・・!
写真は、実は来2月のタンザニア・サファリで使用する会社の名前
の鳥です。美しいですね~。