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先日、とあるお客様からご紹介頂いた方とお話しをしており、
サファリで動物写真を撮る事に関して、かなり違和感を覚え
ました。
最初は、昨今のサファリのツアーを作っている旅行会社やそ
の社員や添乗員さんが ”サファリ”や”動物の写真を撮ると
言う事””動物そのもの”に関して余り関心がなく、むしろ、
全然意に介していないと言う点で一致していました。
がその後、ふと疑問を感じました。
その方が仰ったのは、その退屈な状態から脱却のため、例え
ば、ドライバーが象が怒るようにし向けて、その迫力ある
場面を撮れて良かったとか、別途録音した動物の声を被写体
たる動物に聞かせて、その不自然な反応を撮らせるような、
やらせの行動を良しとされたからです。
最後には、車から降りたりして撮れれば・・・と、かなり
危険な事をお話しされました。
びっくりです! そんな事をしたら、それこそライオン等の
場合なんか、喰われてしまうかもしれません・・・! 象だっ
て大変危険です!
池田が最近サファリの添乗で時々感じていたのは、多分この
違和感だったのかなと納得しました。
動物が出て来ても、車内で他の方と全然関係ないお話に耽る
方、動物の拙い説明で少しはお役にと思って、その動物達の
最低限の特色等をお話ししても、全然興味をお持ちでない方
が増えたような気がしました・・・。
とうとう、ドライバーがサファリ・マナーに違反してでも、
お客様のご機嫌取りに走り、生死の危険を侵す事になろう
共、お客様の勝手な行動を承認・黙認してしまうのでしょう
か ???
写真は(株)道祖神のお客様レポートでも掲載させて頂いた、
橋本 和乃 様のセレンゲティ国立公園でお撮りになったサドル・
ビル・ストーク(黄鞍はし鴻)。自然で撮る楽しみが、サファ
リの醍醐味だと思います。