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幾つかの記憶に残るサファリの出来事をお知らせしましょう。先ず
は今回最初に3泊したオカバンゴ・デルタの中央地域、モレミ動物
保護区のカカナカです。
午後のサファリでインパラしかいないな~と思いつつ、両側にモパネ
の潅木の並ぶ道路をゆるりと車が走ります。その時、当のインパラ
の雄2頭がブシューっと勢い良く警戒音を鳴らしています。かなり強力
な音でした。
すれ違う車の白人客が、あの枯れ倒木のそばにヒョウが行ったよ
と・・・。間に合わないかも知れなと思いつつ、半信半疑でも必死に
なって双眼鏡で探しながら進むと、いました!ゆったりと歩を進める
若い雌です。
東部アフリカでは追跡が難しいが、南部は土地柄潅木が多いので
隠れる場所が沢山あり、やたら木に登る事無く、歩いて移動する
時間が長いので追跡が可能且つ写真も地上を歩いている物が多い
所以だろう。
イネ科の丈の長い草が彼女の行く手を邪魔するが、1回目の小さな
潅木の影に寝そべる。暫し見ていると、別の車が来た。ヒョウは
やおら立ち上がり、更に2回目、木陰に横たわるります。ここでは
オフ・ロードが可能なためか、それでもタンザニアのように規則正しく
運転せず、真っ直ぐ目標に向かって突進して来るので、目標物が
嫌がって逃げてしまうのは当然だと感じました。このやり方はケニア
のマサイ・マラ国立保護区でも良く見られるドライバーの強引さと同じ
でした。
しかし3度目の木影で彼女が休んだ時、我々も満足して移動する
事に。この間約40分程ゆっくり彼女の後を付いて行き、じっくりカメラ
で撮影し、観察させて頂きました。ありがとうございました。
やはりヒョウは素晴らしいです!
写真はその若い雌ヒョウ!大あくびは取れませんでしたがかなり
おねむでした。日頃から、東部のヒョウと南部のヒョウとは微妙に
顔立ちが異なると思っていましたが、やはり薔薇文様とかも少し
大き目めで、吻?が長目(頬が痩せて見える)なのでしょうか・・・?
鼻色は黒くならないと知っていましたが、睫毛こんなに白かった
でしたっけ~?