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レワ公園から大分離れてしまいましたが、象の次に大きいカバを
再度取り上げたいと思います。
カバはアフリカで一番危険な動物だと、大分広く知られるように
なりましたが、彼等の独特で不可思議な行動が最近TVで
又紹介
されていました。
ヌーが年2回タンザニアとケニアの間の川を渡って、より雨が降った
後の豊富な草を求めて大移動しています。
その川で色んなシーンが展開されるのですが、その紹介された
行動は、ヌーの溺れかけた仔供がカバによって対岸まで誘導され
て行き、無事到着する場面でした。
ワニに噛まれそうになった個体を、逆にワニを襲撃して救ったり
する事は以前から紹介されており、何かえらく、人間にとっては
神様のように? 優しい行動とも思えますが、真意の程は如何で
しょうか ??
カバ(ヒポポタマス)はギリシャ語の”川の馬”から来ているそう
ですが、ドイツ語にしても中国語(河馬)にしても皆同じ意味回し
です。
驚いた事に ?、カバは遺伝子を分析して行くと、鯨と共通の祖先
を持つらしいです。
眼、鼻、耳と一直線上に水面から出せる事。これも鯨と同じ特色
だそうです。
口は150度も明けられ、鋭い門歯と犬歯が見られる。胃は3つに
分かれているが、牛のように反芻はしない。
4~5分の潜水が可能。雄はテリトリーを持ち、ライオンと同様に
他の雄の仔供を殺す事もある。群れは40頭に及ぶ事もある。
良く赤い汗をかくと言われるが、カバは汗腺を持たないため汗で
はなく、紫外線を遮断し、直射日光から皮膚を保護する役割を
持った粘液で、殺菌作用がある事が最近明らかとなった。
カバの皮膚は乾燥に弱く、水や泥などで絶えず湿らせているが、
この粘液が皮膚を保護する役割を持つそうだ。
2000年初めまではサハラ砂漠以南全般に棲息していたが、
現在では赤道を挟んだ極狭い範囲の湖沼・河川でしか棲息して
いない。