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やはり次の記憶に残るシーンもセレンゲティのヒョウでした。
最近は大型トラックでキャンピングをしながらのツアーが減ったように
思えましたが、今回、久し振りに数台見掛けました。
キャンピング・カーは通常トラックを改造したもので、車高も高く、又
その走行時の騒音も激しく、威圧感もあり、ちょっとサファリには不向き
と日々感じていました。
いつもは余り無線で聞いた場所へは駆け付けない主義ですが、丁度
他に適当な動物が傍に見付からなかったので、ヒョウがいると聞いた
場所へ向かいました。
何とあのキャンピング・カーが・・・、その大きな車体を真っ赤に塗った
車がビュンビュン飛ばして、そのヒョウのいるとされた岩山をグルグル
廻っていました。
その速度からも又大きさから云っても、明らかにサファリには全然適し
ていません!
その行動も推して知るべしです。
当然ヒョウはその岩山の中に恐怖で潜んでいたのでしょう。しかし、
余りの彼らの無軌道なしつこい行動に、再度、恐れをなして更に岩山
の奥へと逃げ去って行きました。
その逃げる姿が我々に見えたのはあっと云う間でした。
彼?もしくは彼女の狩りをした獲物が、その岩山の直ぐ傍の公道の
近くのアカシアの木に、まだ殺したばかりの姿で枝にぶら下がっていま
した。
そして何とその木の根元には、若いブチ・ハイエナが1匹寝そべって
いました。
可哀想に、あのヒョウは獲物を残して逃げざるを得なかったばかりか、
更に、不道徳なキャンプカーによって追い回されていたのでした。
たまたま公道の近くで獲物を狩りし、樹上に運んだにも拘らず・・・。
翌日、再度その場所に行きました。ホットしました。人間は勿論、ハイ
エナも根負けしたのでしょう。ヒョウは獲物を食していました。その姿
こそ見えなかったものの、これで無事だったと改めて思いました・・・。
写真はまだ樹上に狩り獲られたそのままの状態のトムソン・ガゼルが。
追:6日から16日まで私用で休みます。その間こちらのブログも大変
申し訳ないですが、お休みさせて下さい。では又17日以降に!