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良くマサイ村訪問をタンザニアでもご希望になられる方がいらっしゃいます。
勿論ケニアで行かれても、タンザニアでは又異なるのではないかと云うご
期待もあるのでしょう。
以前タンザニアでは一時マサイ村訪問やら写真撮影が禁止になった事が
ありました。彼らの許可を得ず、盗み撮りしたインド人は車のフロント・
ガラスに槍を投げられかなりのヒビが入っていました。又白人グループでは
怪我をした人も居たと聞きました。多分その当時、ンゴロンゴロのマサイ
締め出し政策で政府との軋轢があったのでしょう。
現在は以前と変わらず、観光客慣れしたマサイ村落が幾つか有り、自ら
クレーター・サファリへ行くお客さん達の前に毎朝ご出勤して、ダンスを
したりして写真撮影や村訪問を誘致しています。
今や村訪問も入村料一人USD$20ですが、かっては車1台での料金でした
から随分と値上がりしたものです。彼らも車に乗っている人数が必ずしも
満杯の6人とは限らず、2人とかの場合もあるからとの算段でしょう。
村の長老によってはかなり流暢な英語を話し、拙いこちらが恥ずかしくなる
程の学識の方もいらっしゃいます。又オクックスフォード大学やソルボンヌ
大学を出ても自分達の故郷に戻り、従来の彼らの生活に戻る人が多いと
聞きます。
とかくアフリカと言えばマサイの人々と取り上げられる事も多く、実際草原
での彼らの勇壮果敢な姿は、ライオンと闘わずとしても、一種の畏怖を感じ
ます。
現代では傘を持ち、携帯を掛けながら自転車に乗り、長靴を履き、例の独特
のカラフルな生地(年に1度?の流行がある)を身にまとう姿は昔、1ケニア
シリングを握りしめてチャパティを買いに行き、コーラは毒だと言い切った
彼らとは大分異なりますね。