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ンゴロンゴロからセレンゲティへ向かう途中、ウィッスリング・アカシア
の丘を越えます。ここはキリンが沢山いる事が多く、いつぞやはあっと
言う間に70数頭まで数えた事もありました。
又ここは地名通り、小さなアカシアの潅木地帯になっていて、その枝々
には蟻の巣がびっしり付いていました。ここ数年はその数も減少し、
ホイッスルのように風が吹く事により音をたてる事もなくなったのでは
ないでしょうか?
丘を降り、道路のその先は乾燥した半砂漠地帯が暫く続きます。右手に
折れるとオルドバイ峡谷です。一帯は峡谷らしく、砂地の中で緑豊かな
木々がか細く蛇行してかっての川沿いに並んでいます。
ここでは、グラント・ガゼルが多く、マサイとその羊と山羊が混在しています。
400万年前に出現した猿人、即ち、原始的な人の誕生から特に有名なのが
175万年前のアウストラロピテクス、その発掘された地層がそのまま目の前
に現れ、訛りの強いガイドが説明してくれる場所が2カ所、その脇に小さな
博物館と売店があります。
グレート・ジャーニーで最終地タンザニアのここに到着した関野さんの実際
使用したマウンティン・バイクや靴等が展示されています。
崖を降りて発掘地層のところにも行けますが、案外質素で何か放置状態の
ままになってるような。でも現在でも尚このライトリアの西部地域でスペイン人
達の発掘作業が続いています。