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マニャラ湖からカラトゥを経てンゴロンゴロへ行く道は、ずっと上り坂
です。マニャラ湖からはセレンゲティを越えてビクトリア湖に到るまで
1本道です。その急峻な1本道で車が行き交います。
ただでさえ、粘土質の道で滑りやすく、道幅は狭く、柵もなく・・・。
数度ンゴロンゴロへのリムを走行中、断崖に車が落ちているのを見ま
した。
1回は奇跡的にも1昼夜を宙ぶらりんで過ごし、早朝に助けだされた
ネーテイブもいました。
もっともバッファローですら数年でしょうか、ずっと死骸が木に吊り
下がっていた事もありました。
それが現在ではマニャラ湖の手前のビュー・ポイントまで立派な柵が
出来、道路も日本のODA支援による完璧な舗装道路でンゴロンゴロ
自然保護区入り口までは快適になっています。
ンゴロンゴロからセレンゲティは絶対に舗装は有り得ないでしょうし、
する必要性もないでしょう。それが公園を救う1つの手段でもあり、結果
だと思います。
欧米では良く高速舗装道路の下に獣の通り道を作って、野生動物達の
行動圏を確保しているようですが、果たして東部アフリカ、タンザニア等
では効果が上がるのでしょうか?
どんどん開墾や近代化の設備の狭間で彼ら野生動物達の喘ぎが聞こ
えてきそうですが・・・。
写真左:マニャラ湖遠景(壮大なリフトバレー)
右:ンゴロンゴロ火口原を臨む