キリンもまだまだ未解明な事が多いようですが、次はさて何にしま
しょうか~?本当は次にマイナーなエランドを是非ご紹介したい
のですが・・・。
立派な体躯やその優雅な顔立ちのために、過去散々、トロフィー
作り等で狩猟の対象となった大型草食獣です。
良くアフリカには ” 鹿 ” はいないと云います。かっては、カモシカ
(ヤギ亜科)とも呼ばれたりしていました。最近では良く、羚羊類と
呼んでいますが、ただ羚羊類とは分類郡ではなく、ウシ科(約130
種)の大部分のウシ科からウシ属とヤギ亜科を除いた残りの約90
種が含まれるそうです。
ややこしいですが、要はアンテロープとかカモシカとか羚羊と言う
言葉は、使い方を考えないと大間違いな表現になってしまう訳で
すね。
エランドの本題に戻ります。ウシ科、ウシ亜科、エランド属、エランド
種です。
成雌と仔30~80頭で群れを作り、広い範囲を移動する。成雄は
単独行動をするか、3~4頭の群れを作り、余り移動しない。
肩高2m、体重は400~900kg(メスはオスの半分)。
妊娠期間は約9ヵ月で、1産1仔。生まれたばかりの仔供子の体重
はオスで28~35kg程度、メスは少し軽く23~31kg程度と言われて
いる。
授乳期間は半年、雌雄共に3年程で性成熟、平均寿命は約20年を
超えるものもいるそうです。
雌雄共、約65cmに達する、ほぼまっすぐで螺旋状の長い角を持つ
が、メスの角はオスよりやや細く、長い。動作は俊敏で、跳躍力も
ある。体温を7℃まで下げ、水分の発散を抑える事が出来、ラクダと
同様の能力を持つそうです。
写真はまさしくエランド。オスは肉垂れが喉元から大きく垂れ下がり
灰褐色と薄茶色の体毛、更に尾先が黒く、美しい鬣と前肢の関節
部分も黒色毛である。兎に角昔のトラウマで超恥ずかしがり屋さん
です!