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済みません、まだまだ続きます、そうイエローストーンです。
北部イエローストーンの動物観察が今日でほぼ終了という時、
見るも見窄らしいコヨーテが雪原で餌を漁っていました。
良く見ると、尻尾の毛は殆ど抜け落ち、体毛もボロボロ状態!
地肌がもろ見えている部分も・・・。
この時期まだまだ零下を下る日が多いこの地で、あの毛皮無し
の状態では朝・晩はさぞかし辛かろうでした・・・。
この病気は、mangeと呼ばれ、毛包虫症(一種のヒゼンダニ
から感染した疥癬)で、しかも伝染性が強く、恐ろしい勢いで
蔓延る病気だそうです。
怖い事に、これはかってイエローストーンがまだ国立公園に
なっていない時代に、白人がイエローストーン周辺のインディ
アン達に発症させて、殺す目的で毛布に菌を付着させて、
それが今日にまで残り、伝播しているそうな・・・。
しかし、バイソン(アメリカン・バッファロー)を殺したのも
インディアンであり、全ての悪の根源はインディアン的な発想
が今も永々と誠しやかに語り継がれる非客観性は、今の米国人
の正に一面でも有る!
写真は今年は例年になく車も人も多く、此の体たらく!これが
6月以降はもっと・・・! 考えただけでも空恐ろしい人間渋滞
が・・・。