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サファリにはチップが付き物ですが、日本人としては上げる事が
面倒だ、納得出来ない、上げる機会が分からない、スマートに
渡せない等、悩みは尽きませんが、殆どの国ではチップを渡さ
ないとなりません。
そこでドライバーに関してですが、東部アフリカや南部アフリカの
一部では、ドライバーが車を運転し、ガイドをしますが、1日当た
りのチップ平均額は20米ドル、もしくはお客さん1人当たり5米ドル
です。
つまり車に同乗するお客さんの人数により、支払い額は頭割り
金額になりますが、この金額はもう20数年前から同一金額であり、
ドライバーもちょっと不服そうです。
南部アフリカでも同じ金額ですが、相違点は助手席もしくはボン
ネットの前左部分の専用席にトラッカーが乗る事です。
そうなるとお客さんは、トラッカーへのチップ15米ドルも更に渡さ
なければならない事になります。
それだけではありません。
上記以外にも、宿泊先での従業員、バチェラーやスタッフ等に
1日当たり、それぞれ15米ドルをチップ・ボックスに投入する事
を要求されます。
もし5日間滞在で、ご夫婦等お財布一つのお二人で1台専用車
のサファリをした場合は、一体幾らになるでしょうか?
ドライバーに20×5=100、トラッカー15×5=75、従業員へは2人
分で(15+15)x5=150
上記の計算式のように計325米ドルにもなります。
これでは幾ら、飲み物代や洗濯代が含まれていて設備が立派で
快適であっても、結局はそれ相当の追加料金をちゃんと支払って
いる事になるでしょう。
そこへ行くと東部では、ドライバー・チップ以外には殆ど、枕チップ
とポーター・チップのみとなりますので、出費額は南部程多くはない
でしょう。
ただ、ロッヂのスタッフには不公平感が残るかも知れませんが、
給料制があるなら、それで十分と考えられます。実態はかなり
低く抑えられているみたいですが・・・。
チップを一般常識として支払うよう公表しているのは、基本給が
少ないので、お客さんから貰いなさいと言う、ある意味理不尽な
賃金体系から来る矛盾ではないでしょうか・・・?
写真は益々エスカレートするサファリ・ロッヂの造り。これは洗面
所の一部ですが、もはや都市部の瀟洒な家屋と変わらぬ造り
ですね・・・。