タンザニア北部、ンゴロンゴロ自然保護区地区に属するンドゥトゥ地区
の雨量の比較値がロッヂのメール・ユースで下記の如く掲載されてい
ました。
Last season (昨年) This season (今年)
Nov 1465.8 mm 11月 Nov 15181.9 mm
Dec 14166.8 mm 12月 Dec 15151.2 mm
Jan 1549.3 mm 1月 Jan 16206.3 mm
Feb 1529.3 mm 2月 Feb 1692.2 mm
何か今年はけたたましく雨量が多くなっていますね。それでヌー達の
動きも早くなったのでしょうか ?
しかしンドゥトゥ地区で雨に出会うと本当に大変です。自然ってやっぱり
尋常ではない力を持っていると感じます。
1回は年末年始の時でしたが、それこそ本道1本のみしか走れなくて、
しかもそれでもズブズブ!
セレンゲティ国立公園の北部地域、ロボでも所謂ホワイト・アウトになった
際も多少は焦りましたが、ドライバーが結構慎重な動きで対処してくれた
ので、お客さん方も静かに落ち着いておられました・・・。
ンドゥトゥ地区の場合は、最盛期でもやはり通りかかる車の数は圧倒的
に少ないので、万が一嵌ってしまっても時間帯や場所によっては無線
連絡が取れない場合もあり、ある意味死活問題に近いかも知れません(汗)。
17時に嵌って19時過ぎに助け出されたり。サファリが先と途中で嵌って
いた車を他の車が来たので申し訳ないがと救助を放棄してしまった過去
の場合、翌日我が身となってしまい、その車に助けられた過去の事実は
恥ずかしくも有りましたし・・・。
ヌーが累々と泥沼にもがいている様もこの12月から3月の大雨の時期
には良く見られる光景ですから・・・。
写真は、雨季の最盛期、賢いシマウマも泥に嵌まります。哀しみを
湛えた瞳が目に焼き付きます・・・。