ちょっと突然ですが、エチオピアの雑感を掲載しましょう。
その当時は、まだまだエチオピアの観光が限られた場所でしか
査証許可が降りなかった時代でした。
確か、NHK books から出た ”青ナイル・白ナイル ” の本を読んで
無性にティシサットの滝や青と白のナイルの合流点が見たいなと
思っていました。
その当時は、ケニアやタンザニアへ向かう航空会社も少なく、特に
タンザニア北部へのサファリや登山にはキャセイ航空で香港から
バンコックヘ向かい、更にエチオピア航空で首都のアディス・アベバ
経由でキリマンジャロ空港に入る方法が、数少ない選択肢の一つ
でした。
経由地のアディス・アベバでは時々、オーバーブックやら微妙に
乗継ぎ時間が長かったりして、何度か極一部ですが、エチオピア
観光もした事がありました・・・。懐かしい限りです。
昔もここで記したかと思いますが、機関銃を持った酔っぱらい気味
の警官にからまれたり、某大手のホテル泊ではシャワーのお水が
出ず、熱湯になっていたりと、昔ならではの苦労をしました。
前置きが長くなりましたが、何故エチオピア雑感かと言いますと、
” エチオピア:激減するメディア 5月総選挙前に法改正と政策見直し
を ” という記事を読んだからです。
そこには、エチオピア政府が独立メディアをしらみつぶしに弾圧して
おり、2015年5月の総選挙を前に、言論の自由は風前の灯火だと、
ヒューマン・ライツ・ウォッチ (動画 “ Media Decimated in Ethiopia ” )
が報告書で述べているとあったからです。
昨年2014年、政府の嫌がらせで民間定期刊行物6誌が廃刊となり、少な
くとも22人のジャーナリスト、ブロガー、編集者が刑事事件で起訴された
そうです。又ジャーナリスト30人以上が抑圧的な法律による逮捕を恐れて、
国外に脱出したとありました。
最近日本共縁が深くなって来ているエチオピア、一体どうなってしまう
のでしょうか?
写真は、縞マングース。近くで見ると以外に縞がハッキリしていないん
ですね~。