国立公園とその周辺の住民との軋轢は?

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個人的には野生動物を優先する地域と人間が居住する地域を
当然分別して行かないといけないと思っています。

ただ先住民だからと主張して、幾ら後世で意図的に作られた野生
動物の保護するための公園かもしれませんが、それを認めないの
は良く無い事だと思います。

要は、先住民や周辺住民対策を公園設置のための彼らの生活の
補償を先ず考えてそれを協議し、実行させて行く事が大事であっ
て、それらが全部?抜け落ちているかもしくは後手後手で追い付か
ないから軋轢が生じるのではないでしょうか?

この補償すべきと云う主張は、あのジェーン・グドール女史も述べ
ていらっしゃると思います。ま~言うは易し、行うは難しですが、で
も人数や規模からしたら援助の手を差し伸べている公園設置側に
出来なくもない事柄かと思います。

現にコスタリカ等成功している報告もあります(JICAでも取り上げて
います)。

次に気になるのは観光客にとって良しと選択するロッヂの趣向性が
最近富に豪華版になって来ている事です。

かっては技能的に無理だった下水排水・汚物処理、更には残飯や
不燃ゴミの扱いはじゃ~現在はどうなっているのでしょうか?

セレンゲティ国立公園のビジターズ・センターで食べられたお昼、
LUNCH BOX の中は不燃ゴミが一杯です。

ゴミ処理場もないまま、ただ単に焼かれています。。。

老舗のロッヂの排水は地下にパイプで流し込んでいます。残飯は
裏庭で焼却しているようです。

垂れ流し、焼きっ放しでは、いずれ弊害が出るでしょうし、兎に角
まだまだ問題は山積みかと思います。

世界文化遺産に(一応)登録された日本の誇る美しい富士山でさえ、
トイレット・ペーパの垂れ流し状態がつい最近まで続いていたそうな・・・。

その他にも幾つかの様々な色々な管理保守が行われないと取り下げ
になる可能性があるそうですし。

それよりもっと身近な問題では、道路幅拡張工事では、近隣の住民
達の有無を言わせず的な立ち退きが強制されています。

多少の援助金は出るそうですが、営々と生活して来た人の立場は、
公園の周辺住民と同様に大きな問題かと思います。

こんな比較はすべきではないと思いますが、自然の中の共存と鉄や
コンクリートの無機質の中の共存とではどっちが幸せなのかな?と。
そんな事もフト考えてしまいます・・・。

写真は、仔ゾウの怒り!

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