セルー動物保護区はタンザニアで一番大きな保護区です。又
ユネスコの世界自然遺産にも登録された公園です。即ち、世界
中で保護観察が行われている、最大の保護区でも有ります。
ところがタンザニア政府は、6000万トンの放射性廃棄物を生産
する蓄えのウラン鉱山を開鉱しています。更に又、ルフィジ川の
上流( Steigler の峡谷ダム)に発電用ダムを構築する計画です。
それは、正しくセルー北部全体の生態系を破壊する事になって
しまいます。
政府は、ユネスコの合意を得たダムの建造だと主張しているそう
ですが、それは明白な誤りですね・・・。
これらの件はセレンゲティ高速道路建設にも似て、時間稼ぎで
建設推進に押し切られそうです。
何処の国でも強引に建設する裏には何かあるんですね~。
又気になるのはこのダム建設に携わっているブラジルの会社が
汚職問題に揺れ、更にタンザニアのルフィジ開発権威(RUBADA)
事務局長に賄賂を渡す事になっていると・・・。
写真は、仔ゾウは強気(転載です)。