ジャッカル・ベリーとはアフリカ黒檀の事だそうです。黒檀といえば、
本物の木彫製品はチーク、マホガニーと共に多く使用されていま
した。
特にタンザニアで多く見かけル、マコンデ彫刻はこの黒檀を使用
していました。
最近はその黒檀の減少が、木彫にも影響を及ぼしてイミテーション
が多くなったと思われます。
又黒檀の樹だと証明するために、敢えて木の色の違う部分を際立
たせて彫った物も多く見受けるようになっています。
シロアリ被害にも耐える事が出来る程堅牢、故に床や家具を作る
ために使用されて来た。色は暗い褐色に光沢のある赤褐色。
木の葉、樹皮や根に含まれているタンニンは、止血に有効。根は
寄生虫退治に有効、又ハンセン病の治療薬でもあったそうです。
果実は食用。又ビールやブランディーの醸造用に使用されてい
ます。
成熟した木は、濃い灰色の亀裂樹皮を持ち、高さは4〜6m程に。
葉はゾウ、バッファローが好み、花色はクリーム色。雨季に花を付
け、乾期に実を結ぶ。
写真は、手持ちの内の黒檀彫刻2体。もっともっとコアな物も有り
ます。又大阪在住時代、家で不人気だった彫刻物は惜しい事で
したが、手放してしまいました・・・。
この左の装飾物は、以前タンザニアのサファリ添乗で現地の会社
のスタッフがプレゼントしてくれた物です。右のマコンデ像は最近 ?
の黒檀で、幹の中心部は黒色ですが、その周囲の部分は白っぽ
いです、敢えてこの部分を残す事で黒檀だと主張しているようで
すが・・・。