昨日は月曜日の夕方にも関わらず、(株)道祖神自然講座
の3回目としてイエローストーン国立公園の魅力を現地提携
会社の代表であり、イエローストーン国立公園公認ガイド
で日本語ペラペラのスティーブ・ブラウン氏にお願いしま
した。大阪の講演に次いで盛況でした。
東京・道祖神の会議室は狭いのでちょっときつくて申し訳
なかったですが、皆様ご参加頂いた方、ありがとうござい
ました。
つい最近、米国の国立公園が閉鎖された事件と重なり、皆
さんの感心も大きくなっていたのでしょうか?
世界最古の国立公園で今現在のアフリカも見本にしたとさ
れていますが、根本的な相違点は、車やバイクでも歩きで
も、公園内に入る事が出来、更にはペットまで散歩可能と
いう何ともアフリカの公園法から見ると不可思議な点です。
ただ徹底した管理法でオオカミやバッファローの復活等々
は見習うべきであり、目を見張る状況かと思います。ただ
そのために狩猟を用いるのは南部アフリカのゾウ等への管
理の仕方と同じで果たして最善な方法なのか、ちょっと疑
問に思うところですが・・・。
オオカミがイエローストーンに移入されて以来過去113年
間で、オオカミの事故はたったの21件。且つ牛や羊を襲っ
た事件は原因を仕分けて行くと、本の数%にしかならない
事実をグラフで目の当たりにすると、如何にオオカミへの
濡れ衣とその定着し過ぎた風評を悲しく思います。
現地ではエルクやバッファロー、ビーバーから柳の木に至
るまでが見事に復活していいとこばかりなのに・・・。
写真は久々にアフリカ以外の写真です!
GWですが、新生児と一緒に間欠泉の近くで暖を取ろうと
するバッファーロー親仔。公園の中心部にあるビジターズ・
センター前の草むらで寒さを凌ぐ親子も沢山います。