先週ネットサーフィンをしていましたら、南アフリカの私設動物保護区
の有名ロッヂのブログで、2つばかり個人的に興味のある面白い記事
を見付けました。
いずれもここでは何回か取り上げている項目ばかりですが、一つ目は
クロサイとシロサイの特色に関して、二つ目は野生動物写真を撮る際
の注意点です。
先ずその一つ目ですが、今まで記載していなかったと思われる事項を
以下に示しましょう。
先ずは、角の形状の違い。
シロは唇により近い側の第一角が長く、第二角はそれより小さいとあり
ます。クロサイは第二角も良く似た大きさと長さを持ち合わせていると。
又耳の形はシロサイはトランペット状 ( 大袈裟! )のように筒状に細長く
伸びていると。音を聞き分けるためにそれらはクルクルと良く回転する
そうで、視力も聴力もよりクロより劣るためだそうです。それに比べてクロ
の耳は小さく丸い ? そうです。確かに長さはシロの方が長そうですが・・・。
そして極めつけは糞の色とその内容。
唇の形状から食べる植物が異なるまでは皆さんご存知でしょうけれど、
当然更にその先にも違いが出て来るんですよね。
先ずは色。シロサイの糞は純粋に草のみで構成されており、完璧に
消化されていて、まるで芝刈機から出てくる草と非常に良く似た状態
だそうです。それに比べてクロサイは枝々が多く、その切り口の角度
が45度になっているそうです。色は茶色で、シロは黒色だそうです。
これらの違いは、シロサイの食べる草の中のメラニン色素が高い事に
起因しているらしいです。
ま~こう言った特色・相違点は正にフィールドで丹念に調べないと知り
得ない貴重な知識ですね。
次回は2つ目の項目を取り上げたいと思います。
写真は、その説明文の中にあった図です。
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