外来種・害獣等その活用法

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A-1チーとサーバルN1110811[1]

最近私達周囲のニュースでは、獣害問題と並んで外来種に関する
話題が多いと思います。

概して外来種の方が在来種より生命力が強く、その強靭な繁殖力
圧倒的な速さであっと言う間に日本国中を席巻してしまっている
よう
で、ちょっと危機感です・・・。

余談ですが、植物では珍しい事に日本の草が海外に席巻している
という種類もあるそうです。クズとかですが、意外と繁殖力が強く、
緑化のために輸出されたそうですが、あっと言う間に拡散し、当初
の緑化問題は解消されたものの今は厄介者になっているそうです。

因みに日本の植物絶滅速度は世界の2~3倍とか・・・。

害獣問題では、最近流行りのジビエ(野生鳥獣肉)利用で、全国の
狩猟者や食肉流通業者らが、イノシシや鹿の殺処理や解体方法等
を指導する「和歌山鳥獣保護管理捕獲協会」を発足し、今秋の狩猟
期から本格的な活動を始めるそうです。今までは狩猟者が自己流で
放血や内蔵処理をしているケースがあるためで、初の全国規模の試
みだそうです。

これで一層広く食肉として活用可能になりますね。

ただ他にもまだまだアライグマやハクビシンや猿(こちらは在来種)等
幾らなんでも食用肉にはイメージし難い動物も・・・。

害獣対策としては、方や絶対的に保護しなければならないアフリカ・
ゾウの問題がありますが、タンザニア北部のセレンゲティ国立公園の
西部地域では、
現在日本の先生が現地の住民達と協力して研究・
施行している電気柵
が有効で、あの賢いゾウが忌避して近づかなく
なっているようです。

これは正に成功柵柵(策)ですね。ずっとこの効果が続くと良いと思い
ます。

写真は、凄く印象深かった母離れの間近な仔チーターとサーバル・
キャットのチェイス模様。サーバルはこの緊急体制から早く逃がれよう
とかなり必死でしたが、仔チーター達はまだ何事か良く状況を理解し
ていないような感じで母チーター監視 (?) の元狩りの練習光景でした。

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