やっぱりね~と思う記事を見付けました。
確かに、野生動物の赤ちゃんに触れたりだっこする事は、皆さんの
憧れでしょうね。絶対したくない?、それこそ爬虫類とか両生類とか
特殊な?動物でもない限り、ネコ科は特に触りたいと大人気でしょう。
南部アフリカには、(半)保護施設、野生に戻すための私設動物園
とか、結構そこで飼育されている仔供達に触れ・だっこ出来ますと
歌ったシステムが多く存在しています。
ただその実態の裏側はやっぱり・・・そうだったか?と思いました。
問題山積みでした。
先ずその施設で育てられている仔供達 ( ライオンの仔供が多い )
は大抵、密猟者に母親を殺されたりして見捨てられた孤児達ばかり
です。
それらの施設では、母を亡くした可哀想な仔供達と説明され、動物
保護・愛護精神をいたくくすぐられます。ですが、そうして触ったり
だっこするために支払ったお金は、最終的には狩猟を商売として
いる会社や企業に行く事になりますと・・・。
特にその仔供達を育てるためには早く大きくするために必然的に
所謂 ” 繁殖家 ” のような育て方になってしまいます。母親から学ぶ
色々な事柄の欠如により、彼らの野性的本能も育たず、人間に対す
る警戒心すら薄れてしまいます。
そんな育ち方したライオン達は可哀想ですが、当然野生には余程
でないと戻れないと。
その結果狩猟会社が、ほぼ大人になった彼らを狩猟の対象として
購入し、ハンターに売る事に繋がると・・・。
即ち、絶滅危惧種でもない限りは・・・と。非常にがっかりで、悲しい
限りです。
写真は、こんなに無心にお乳を飲むライオンの赤ちゃん(左右のボケ
は運転席の窓枠が・・・!)
にほんブログ村