三井住友銀行は国際協力銀行とタンザニア電力供給公社向けに
総額２億9200万ドル（約350億円）を協調融資するそうです。
三井住友銀行がタンザニア向けに融資するのは初めて。資源開発
等で今後の経済成長が見込める同国で、日本企業によるインフラ
輸出等を金融面から後押しするとか・・・。
融資総額の内1億7500万ドルは国際協力銀行、1億1700万ドルは
三井住友銀が融資し、日本貿易保険が融資に保険を付けるとか・・・。
タンザニア電力供給公社は、出力24万KWのガス複合火力発電所
を建設する予定。借り入れた資金は発電設備の購入に充てる計画。
発電設備は住友商事が間に入り、三菱日立パワー・システムズが一
式を輸出するそうです。
タンザニアの直近の経済成長率は7%前後。同国内でガス田が発見
される等、今後の経済成長が見込める。電力供給は国内の発電設備
全てを合わせても、150万KW程度しかないのが現状で、電化率は約
25%に留まっているそう。今回の協調融資は、同国経済の基盤整備
を後押しする側面もあるそうですが、日本がやっと遅ればせながら、
アフリカにもイエ、タンザニアにも目を向け始めたという事でしょうか・・・。
昨今もケニアばかりに目を奪われていた分やっとタンザニア～？と言う
感じは否めないですが。嬉しいですね。
しかし海外にばかりお金をばらまいて肝心の自国、日本への災害やら
原発やらの被害対策はまだ滞っていると思いますが・・・。
写真は、まだ若いカップルの背黒ジャッカル。
