野生動物が多く棲息する地域での道路走行時には、適切な予防
措置を取って事故を回避する事により、誰もが事故で得るリスクを
回避する事が出来ます。
確かにもっともな事ですが、野生動物は車の早さを理解していま
せんから、唐突に道路を横断しようとしたり、仔連れでどうしても
仔供のペースに合わせての横断とかに遭遇するでしょう。予測の
出来ないそんな彼らの行動から、事故のリスクを減らすようにする
ためには・・・?
毎年起こる野生動物との衝突事故は深刻な問題で、更に、絶滅
危惧種をも生み出す事になり兼ねません。 しかし、あなたはその
状態から助け出す事が出来ます。
と米国連邦道路管理局が、下記のような概要の報告書を出して
います。
鹿と車の衝突は僅か2%の人間の死亡者を生みますが、鹿とオー
トバイの衝突では85%の人間の死亡者を生みます。
昼間や夜間を問わず、車間距離を開ける、農地から森林地帯へ
道路がその両地域の丁度間を通っている場合は、道路の左右を
特に注意視する事、又夜間は、ヘッドライトによる目眩まし事故を
防ぐように。道路標識は、特に事故が起き易い場所に立てられて
いるので、見落とさないように注意を。食べ物のゴミを落とさない
様に、等々かなり細かく注意事項が列記されています。
そして、万が一事故を起こしてしまった場合は、あなたの地元の
警察や保険会社に報告して下さい。又絶滅危惧種である場合は
天然資源国務省と米国魚&野生生物局に報告して下さいと。
常識的な事柄ですが、ここまできちんと文章化されるとやっぱり
緊張感が出ますね。車社会ならではの野生動物と人間の関係を
表しているかと・・・。
写真は、渋滞の原因は?イエローストーン国立公園の日常茶飯
事な出会いが・・・。