以前も白人女性のヘッド・レンジャーになった経緯を紹介しました
が、今回も何故サファリ・ガイドになったかを教えてくれる白人男性
の紹介文を掲載します。
個人的には昔、物心ついた頃からずっと野生動物と何らかの形で
接触出来る資格や仕事に興味と憧れがありましたので、今更なが
らですが、まだまだ興味はつきません。
ま~容易に想像が付く事は、皆さん色んな仕事に就き、成功したり
ほぼ満足が行くような状態だった方が、段々何となく気分が落ち込み、
幼い頃の本当の自分の希望・夢を思い出し、それでも転職を繰り返し
て、やっと本当の自分の居場所や働き場所、人生のあり方を見付け
ている事です。
それはハンターだった人達が老後に動物保護に心が向かう事とは
ちょっと異なっていると思います。
又年代的にはやはり30過ぎてからが多いようです。そして気が付いた
人達は、先ず旅に出てそして、その希望に向かって改に自分改革・
教育の道へと進んでいっている事ですね。
例えばプロのカメラマンが同行する徹底した野生動物との短期集中
講座・・・。多分日本のカメラマンと同行するツアーの類とはかなり異
なると思います。
彼らの知識たるや単なる旅行会社の添乗員でも相当な物と思って
います。やっぱり生半可な意気込みではなく、徹底していますね。
ただふと気になるのは、そうやって本来アフリカ人達の働き場を白人
が奪っていないかな~と・・・。むしろ今まで教育を受けられなかった
等々の問題で、少し遅れた分結果牛耳られてしまっているのでは
ないだろうか?も考えてしまう、南部アフリカの昨今です・・・。
写真は、乾期のセレンゲティ・ロボ地区での出会いでした。双眼鏡
では瞳の中の虹彩まで見えました。そしてやおら樹上から降りて、
我々の車に身体をこすらんばかりにして、悠然と草薮に消えて行き
ました。