先回に続いてヒョウのお話になりますが、彼らの体躯の紋様、この
斑紋は、言わずもがなです。
その色といい、形といい、非常に魅力的で、つい、わくわくして
凝視してしまいますね。
チーターの斑点も勿論、可愛らしく色合いも素敵で美しいですが、
ヒョウの紋様はより複雑で、より興味をそそられます。
今まで目の前で良く見えていた彼らが、一旦草地やブッシュの中
に入ってしまうと、まるで空想の存在であったかの様に、いつの間
にかその姿をくらまし、最後には完璧にいなかったようにその存在
を隠す事が出来てしまう彼らは、その体躯の紋様も一役かってい
ます。
何時の時代でも人間界でヒョウ柄が服飾に用いられるように、常に
その緻密で繊細な美しさが憧れの的、それ故に悲しい事に毛皮
がもてはやされ、身勝手な行為で狩りの対象になってしまったと言
えるでしょう。
南部アフリカの大地は砂地が多く、足跡が結構くっきり残っていま
すので、どっちへ、どの位前に等、足跡を追う事が出来ますが、 そ
れでも見失うものです。
それにしてもその紋様の変化は微妙で、各身体の部分でロゼッタ
以外の形をなして、複雑な様を見せてくれます。
何か抽象的な文句の繰り返しで申し訳ないです。何時かも取り上
げたかとは思いますが・・・。これ以上は実際に現地でご覧下さい!
としか言いようが有りません(笑)。
ところで昨日は ” サイの日 ” だったようですね。最近色んな動物の
記念日が設けられていて、それだけ危機感を持って日々接しない
とかなり重篤な状態になっているんですよね。
それにしても人間、人類は奢り過ぎですよね・・・・ !
直ぐ近い将来、ライオンやゾウやサイがいなくなってしまうなんて ! !
あ~でも人間もその内、地球の怒りに触れて消滅するでしょうね~。
写真は、白サイの赤ちゃんが文句云ってます・・・。