日本旅行業界の業法は今後・・・?

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今回は唐突ですが、ちょっと旅行業歌に関する苦言というか、組織
も業法も見直しを早くして欲しいと願っている元一旅行業のスタッフ
のボヤキです。。。ちょっとお付き合い下さい。

先ずは、旅行に関する取消料の件ですが、世界広しと言えども、
日本程取り消しに関する条件が旅行業者泣かせはないかと思い
ます。

勿論色んな日本の社会体制を鑑みて、消費者保護のためにと云
う事で、かなりサービス業としての色んなリスクを背負って来たと思
います。

先ずは、きちんとした休暇が取得不可な職場が多い、取ったとし
てもかなり短め、又、他の社員の手前、休みも決定が1ヶ月前ギリ
ギリにしか決定出来ないとか・・・。

でも世界では、現地の収容能力とか旅行業の一方的なリスク回避
のために(?)、取り消し条件は、もう少しイエ、かなり厳しいと思いま
す。半年前は当然、勿論半年前で取消料100%と言うところはない
ですが、クルーズ同様、リーズナブルな取り消し条件を日本の旅
行業界も施行すべきと思います。

新しいJATA(一般社団法人日本旅行業協会)会長が、決まった
事により、次のような課題を継続して議論すべきとして上げていま
す(しかし、一体何年に渡って取り上げて来ているのでしょうか?
疑問ですが・・・。)

募集型企画旅行の取消料規定の見直し、旅程保証規定の一部
見直し、事業者間の旅行契約で、標準旅行業約款と別ルールを
制定する事を上げたそうです。

特に募集型企画旅行の取消料規定については、各社から要望
が非常に大きいテーマとし、標準旅行業約款については観光庁、
消費者庁の両者の認可によるものだが、個別認可の方法であれ
ば、観光庁の認可を受ければ取消料の見直しが出来る事から、
先ずは受注型企画旅行で取消料規定を個別認可の方法で
見直
す方針を示したそうです。

JATA事務局と観光庁とで現在調整中だという。具体的には、
サプライヤー(供給者側)へのキャンセル料の実額等を旅行の
取消料として消費者にも請求出来る項目を個別約款を盛り込む
計画だそうです。

又旅程保証については、ホテルの部屋のグレード・アップについ
て旅程保証の対象外とすべきと云う意見が海外、特にヨーロッパ
のオペレーター(手配業者)からも出ていると云います。

今後は一筋縄では行かないテーマだが、業界の強い要望として
実現に向け(消費者庁との調整を)粘り強く実施して行く考えだ
そうです。

このホテルのランク・アップ問題も妙です。指定した場所よりランク
が低くなった場合は当然でしょうが、ランクが高くなる場合も、ペナ
ルティーが課せられるって・・・?

いずれにしてもまだまだ時間が掛かりそうですね~。

写真は、タンザニア、ペンバ島にある、水中にお部屋のあるホテル。
こんなお部屋も面白いけど・・・水回りは一体どうなっているんだろう
か~?

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