サファリでは勿論、行かれる時期によって見る事が難しい動物達
もいますし、元々夜行性で希少な動物達で滅多に見られない、
見る事は最初から諦めていた方が得策な動物達とか色々います。
今回は大体何時でも誰でも見る事が出来る動物達を記して見ます。
先ず第一弾は、何にしようかと思いましたが、ま~草原の掃除屋、
ハイエナにしましょう(偉そうに済みません)。
タンザニアの世界自然遺産ンゴロンゴロ・クレーターには、ハイエナ
が300頭近くも居ると聞きます。
あの小さな面積(直径16~20kmのほぼ楕円形)では、余りにも過密
過ぎますが、実際現地でクレーター・サファリを実施しますと、以外
にその頭数は少なく感じます。むしろ見れないじゃないかと焦る季節
もあります!一体彼らは何処で何をしているのでしょうか?
彼らの狩りは、15~16頭で大きな獲物を自力で取る事が多いそうで
す。そのハイエナの群れのリーダーは、メスであり、メスのリーダー
の長女が群れのリーダーを継ぐ事が認められているそうです。
よって他のメスが強い動物と同様、オスは低い立場に位置し、体格も
メスより一回り小さく、攻撃性もメスの方が強く、気が荒いそうです。
ハイエナの種類はブチ・ハイエナ、褐色ハイエナ、縞ハイエナとあり
ますが、やっぱり一番目にするのはブチでしょう。
一番体育も大きく、体長 : 100~180cm 尾長 : 20~35cm 体重 :
45~85kg 肩高 : 70~90cm
決まった繁殖期はなく、雌は2週間の間隔で発情し、1~3日程続く。
雌はこの間に複数の雄と交尾するが、雄に発情周期は見られない。
妊娠期間は110日前後、1回に1~4仔、通常は2仔を出産。
出産は普段使用している巣穴とは別の巣穴で行われ、2~6週間程
そこに留まっている。
生まれたばかりの仔供の体重は1~1.6kg程、目は開いているが、
まだ物を見るこ事が出来ない。体毛は黒く、5~6週間程で薄くなり
始め、4~5ヶ月頃には親と同じ様になる。
授乳期間は13~14ヶ月程度、リ乳児期から狩に参加し初め、オスは
2~3年、メスは3~4年で生殖可能となる。
平均寿命は約20年。
写真は、あどけないハイエナの赤ちゃん。生後2~3週間ではもっと
全身が真っ黒!